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竹村コラム / 不動産を知りつくした男が綴る住まいのヒミツ

2013年1月の一覧

物件概要(取引形態)

ラピスコーポレーション 竹村です。

今日は取引形態についてお話しします。

売買物件の場合、取引形態には、主に「仲介」「売主」「代理」という3つに分けることが
できます。
取引形態を確認するためには、物件概要の『取引』という項目があるはずですので、
そこをご確認ください。

『売主』
 不動産業者自ら売り主となるケース
『代理』
 不動産業者が売主から代理権を与えられ、売主同様の立場となって売買を行うケース
『仲介』
 不動産業者が売主・買主の間に入って契約を成立させるケース
となります。

不動産業者が自ら販売する『売主』のケースなどは、仲介手数料がかからないケースが多く
まさに新築物件などが該当します。

覚えておきましょう。


物件概要(接道)

ラピスコーポレーション 竹村です。

今日は接道についてお話しします。

建物を建てる場合、幅員4m以上の道路に2m以上接しなければならない
というのが、建築基準法第43条1項に定められており、いわゆる「接道義務」と
云われているものです。

「2m以上接する」というのは、当たり前のように感じますが、そういった土地だけではなく、
旗ざお状の敷地や不整形の敷地なども多くあります。

こういった敷地では、道路に接する間口が2m以上でなければならないほか、旗ざお状
敷地の通路部分の幅は、狭いところでも2m以上が確保されていることを求められます。

価格が一般の土地よりも安いから・・・・・ということではなく、自分たちでもしっかり
建物が建つかどうかを判断できるくらいに、ぜひ勉強して頂きたいです。

覚えておきましょう。


物件概要(容積率≪ようせきりつ≫)

ラピスコーポレーション 竹村です。

今日は容積率についてお話しします。

容積率とは、敷地面積に対する建物の延床面積の割合をいいます。

戸建の場合などは敷地面積に対して1階+2階+3階の床面積を合計した延床面積が
どのくらいまで建築が可能かという割合を示します。

この取り決めがないと、どのエリアでも高層建築物が建ってしまいます。

戸建ばかりの低層住居専用地域ではこの容積率の値が小さく
商業エリアではこの容積率の値が大きくなります。

昨日お話しした建蔽率と一緒に考えていただくとより良いでしょう。
商業エリアでは建蔽率も容積率も大きいため、
敷地全体を利用しながら、高層の建物が建築可能となり、
住宅エリアでは建蔽率も容積率も小さいため、
ゆったりとした敷地の利用で、かつ低層のたてものに限られることとなるわけです。

覚えておきましょう。

 


物件概要(建蔽率≪けんぺいりつ≫)

ラピスコーポレーション 竹村です。

今日は物件概要のなかの建蔽率(けんぺいりつ)についてお話しします。

建蔽率とは敷地面積に対する建築面積(建坪)の割合のことのいいます。

建物を上空から見下ろします。水平投影面積といって、一番大きなフロアや
でっぱりの部分をそのまま敷地に落とします。その面積は建築面積となります。
その建築面積が敷地のどのくらいまで建築してよいかを示します。

よって200㎡の土地で建蔽率が60%の場合
   ⇒120㎡まで建築面積が利用できます。

中心部の商業施設などがある場所ですと、建蔽率80%というところもあります。
上記同様の200㎡の土地と仮定すれば、
   ⇒160㎡まで建築面積が利用でき、より大きい、敷地を目一杯利用できることが
     わかります。

覚えておきましょう。


物件概要(交通)

ラピスコーポレーション 竹村です。

チラシなどの広告の下の方に小さな文字で【物件概要】というものを見たことがありますか?

広告物では小さな文字で書かれ、あまり注目されることがない【物件概要】。

しかしこれを理解すると以外により物件のことがより一層わかると思います。

そのなかには
1)価格 2)面積 3)間取り 4)販売数 5)完成時期 6)入居時期 
マンションであればさらに
7)管理費 8)修繕積立金 9)用途地域 10)総戸数 などが記載されます。

今日はその中で ≪交通≫についてお話しします。
地下鉄『幌平橋』駅から徒歩8分 という記載があります。
よく『歩いても8分では着かない・・・・』などというお話を聞きます。

⇒ルールとして
 ①1分80メートルでの計算
 ②信号待ちの時間はカウントされません
 ③地下鉄のいろいろな出口がありますが、最寄の一番近い出口からの距離となります
 ④公園などは横切れず、一般道路を使います
 となっております。

覚えておくと便利です。

 


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