ラピスコーポレーション 竹村です。
今日は容積率についてお話しします。
容積率とは、敷地面積に対する建物の延床面積の割合をいいます。
戸建の場合などは敷地面積に対して1階+2階+3階の床面積を合計した延床面積が
どのくらいまで建築が可能かという割合を示します。
この取り決めがないと、どのエリアでも高層建築物が建ってしまいます。
戸建ばかりの低層住居専用地域ではこの容積率の値が小さく
商業エリアではこの容積率の値が大きくなります。
昨日お話しした建蔽率と一緒に考えていただくとより良いでしょう。
商業エリアでは建蔽率も容積率も大きいため、
敷地全体を利用しながら、高層の建物が建築可能となり、
住宅エリアでは建蔽率も容積率も小さいため、
ゆったりとした敷地の利用で、かつ低層のたてものに限られることとなるわけです。
覚えておきましょう。