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竹村コラム / 不動産を知りつくした男が綴る住まいのヒミツ

2012年7月の一覧

内覧会の再チェック

ラピスコーポレーション 竹村です。

新築マンションを購入した際、完成後初めて購入した部屋に入れるのが、
『内覧会』です。

ある程度時間が区切られて皆様チェックを行うわけですが、チェック項目
なしという方も中にはいらっしゃいますが、ほとんどの方が数か所はチェック
をされ、そのチェック項目はお引渡しまでに手直しを行うこととなります。

お引渡しが近づくと、ローンを組まれるお客様は金融機関での手続きもあり、
また当然お引越しの準備等もあり、忙しい1か月間となることから、
内覧会の手直しをマンションメーカーの方にお任せという方も大勢いらっしゃいます。

お引き渡し後お自分でチェックされ、思ったように直っていなかった・・・・
などとトラブルになることもあるため、忙しいなか時間を作り、必ず再チェック
を行ってください。

後から手直しというのは、マンションメーカー側でも大変ですし、一番大変なのは
購入された方々なのです。

 

  • 2012年07月26日
  • 07:35

中古マンション、なぜ段差が・・・

ラピスコーポレーション 竹村です。

中古マンションを購入する際、今のマンションの違いの一つに床の段差に
気づきませんか?

ユーティリティやトイレ、浴室などに段差が出てきます。

こういったところの床には排水管などが設置されていることから段差ができる
のですが、現在のマンションではバリアフリー仕様となっていることから
床のコンクリート(スラブ)を段差をつけて下げて打設することから、仕上がりでは
この段差を解消しております。

先日も中古マンション購入を検討されていらっしゃるお客様から
『この段差解消の方法は・・・』と質問がありました。

中古マンションでユーティリティだけ再度床のコンクリートを打設しなおすなどと
いうことは難しく、天井高が十分あるのであれば、周囲の床を上げ、段差をなくす
という方法をご提案致しました。

 


将来のことを考えて・・・

ラピスコーポレーション 竹村です。

先日リフォーム工事のご依頼があって以前販売したマンションのお客様宅へ
お伺いしました。

ご年配のお客様でトイレや廊下、和室や寝室へ手すりを取り付けたいとの
相談です。

マンションの壁は石膏ボードで作られており、その内側には軽量鉄骨材という
ものが組まれ、壁の骨組みを作ってます。

通常はその軽量鉄骨のスタッドといわれる縦の下地は455㎜幅で組まれる
ことがほとんどです。

よって完成済みのマンションなどはそのスタッドにあたる位置でなければ
手すりなどを取り付けすることは困難です。

そこで近い将来手すりの取り付けなどを行う予定があるお客様は、
通常組まれる下地材455㎜のピッチを300㎜で組まれると良いでしょう。

15㎜縮じまることで、ある程度希望の場所に取り付けすることが可能となります。

壁の内側なので、将来どの位置にこの下地があるのかわからない・・・・などと
思われるかもしれませんが、そこはご安心ください。
きちんとどこに入っているかを調べる道具もあるのです。

こんなところも気に掛ける必要もあるのです。

 


幹線通りに面したマンションではこんな工夫?

ラピスコーポレーション 竹村です。

検討していたマンションが
  幹線通りの面したマンション
  汽車の線路沿いのマンション だったら、音の問題は気になりますよね。

今のマンションは気密性にすぐれ、簡単に言えば隙間がなくなっていますので
外部の音が入って来づらくなっております。
窓についても2重サッシュになっていたり、LOW-Eガラスなどの断熱、機密に
すぐれた窓を採用もしております。

あとは外部の音が入ってくるのが、換気口です。

現在の新築マンションは24時間セントラル換気システムですので換気口の
数も少なくなっておりますが、この換気口の外部にも遮音対策が必要です。

よく建物の外壁にシルバー色の半球のものがついているを見たことがありませんか?

セルフードと呼ばれるもので、ここにも遮音対策を施すことで、この気密性の高い
マンションにさらなる効果を出すものが遮音キャップといわれるものです。

通常の半球型とは異なり、ハット(帽子)型のキャップで外部の音を軽減するものも
あります。

特に交通量の多い幹線通りにめんしたマンションを購入する場合などは
チェックしてみるとよいでしょう。

 

 


予約・申込・契約とは・・・・?

ラピスコーポレーション 竹村です。

マンションのモデルルームに行くと、
『予約』・『申込』・『契約』という表現で今の状況をお知らせ頂けます。

『予約』 検討のお客様がついてはいるが、申込証拠金などお預かりしておらず
なんら拘束力のない状況

『申込』 購入意思を示す申込証拠金(一般的には10万円)を売主へ支払い
お部屋を確保するという方法。

『契約』 手付金を支払い、売買契約が終了している状況。
売買契約の解約、解除とならなければ、お部屋があくことはない。

この状況下で万が一見合わせることとなった場合、どのようなケースに
なるのか、確認する必要があります。

一般的には予約の状況では金銭の発生はありません。
申込の場合は、申込証拠金は返金されます。
契約を白紙に戻す際は、時期によって支払う金銭は変わってきます。

予約や申込をする際は、万が一のことも確認しておくとよいでしょう。

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