札幌不動産建築士の竹村コラム


2012/07/23 18:06

幹線通りに面したマンションではこんな工夫?

ラピスコーポレーション 竹村です。

検討していたマンションが
  幹線通りの面したマンション
  汽車の線路沿いのマンション だったら、音の問題は気になりますよね。

今のマンションは気密性にすぐれ、簡単に言えば隙間がなくなっていますので
外部の音が入って来づらくなっております。
窓についても2重サッシュになっていたり、LOW-Eガラスなどの断熱、機密に
すぐれた窓を採用もしております。

あとは外部の音が入ってくるのが、換気口です。

現在の新築マンションは24時間セントラル換気システムですので換気口の
数も少なくなっておりますが、この換気口の外部にも遮音対策が必要です。

よく建物の外壁にシルバー色の半球のものがついているを見たことがありませんか?

セルフードと呼ばれるもので、ここにも遮音対策を施すことで、この気密性の高い
マンションにさらなる効果を出すものが遮音キャップといわれるものです。

通常の半球型とは異なり、ハット(帽子)型のキャップで外部の音を軽減するものも
あります。

特に交通量の多い幹線通りにめんしたマンションを購入する場合などは
チェックしてみるとよいでしょう。