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竹村コラム / 不動産を知りつくした男が綴る住まいのヒミツ

2014年2月の一覧

マンション管理組合の理事会と総会

ラピスコーポレーション 竹村です。

私の自宅は分譲マンションでして、今年度(H25.4月~H26.3月)ですが、
マンションの大規模修繕を行い、その大規模修繕工事の修繕委員として
また縁ありまして管理組合の副理事長として、、また町内会の班長として
1年間取り組んで参りました。

当然ですが、仕事を持ちながら行うわけですので、時間的にも大変では
ありましたが、どなたかが引き受けなくては、困ってしまうわけで、
ボランティアですので、みなさんできれば引き受けたくない・・・というのが
本音でしょう。

私の自宅では3月に理事会が開催され、4月からは新役員さんももと
スタートします。

他のマンションからもよくお聞きしますが、理事のなり手がいらっしゃらない
というのも大きな問題となっているようです。
昨年の自宅マンションの総会でも、この先皆年を取り、役員をお引き受け
できないといったことも十分ありえると、長い目で管理組合の運営を行なう
意識になってきてきております。

どなたか一人にお任せ・・・ということの無いよう、是非1年でも構いません。
引き受けて実際どのような業務を行っているのか、体験してみると良いでしょう。


マンション大規模修繕後の修繕計画

ラピスコーポレーション 竹村です。

札幌市内も昨年大規模修繕のラッシュなり、消費税増税前に随分と工事の実施もあり、
現在は落ち着いている現状。

第1回目の大規模修繕は外壁や屋上防水をメインに実施され、私の自宅のマンションも
12年目の昨年実施されました。

修繕が終わるとともに、第2回目の大規模修繕に向けてスタートとなります。

まずは新築時に手渡された『長期修繕計画書案』というものを、1回目の修繕を終えた
段階で制作します。
1回目の修繕の実績を参考に次に2回目の修繕をどの時期に実施するのか、
どの箇所を修繕するのか検討し、この『長期修繕計画VOL.2』の制作を行います。

また毎月支払っている修繕積立金のアップが必要なのか、なども含め検討していく
必要があります。


こんな工法も音が聞こえる原因に!

ラピスコーポレーション 竹村です。

10数年前まではコンクリートの壁に直接クロスを貼り仕上げる『直貼り』工法を
行っておりましたが、コンクリートのクラックというひび割れを表面に出さないため
内側に壁を立て仕上げる工法へと変化してきております。

実はこの工法、コンクリートと内側の壁との間が『太鼓』状態となり、
隣接住戸の音が響いいてくるといった状況もあるようです。

耳をあてると音が聞こえるといったご相談事も多々ございます。

クラックの解消を行うと音が響きやすくなり、直貼りにするとクラックが目立つと
いった一長一短です。

隣接住戸の音が気になる際は、その太鼓状態の隙間にグラスウールなどを詰め
太鼓状態を解消すると云った策を講じる場合もあります。

ご自分の家の壁、一度『コンコン』と叩いて見てください。


安静音とは・・・?

ラピスコーポレーション 竹村です。

一昨日、昨日とマンションの上下階の音の問題についてお話しましたが
今日は実際あった例をお話します。

『私の住んでいるマンションは上の音なんで全然気にならない・・・・』なとど
友人からお話されたAさん。
実は現在上の音が気になって寝付けないという状況。

友人のマンションは気にならないといっているのに、私のマンションはなぜ
こんなに気になるの・・・・とご相談を頂きました。

様々な要因を探っていくと、原因の一つにマンションの立地条件がありました。

Aさんのマンションは国道に面した地下鉄直近のマンション
ご相談者のマンションは閑静な住宅街にあるリビングからは山が望めるマンション

廻りの環境があまりに静か過ぎて、普段聞こえない音まで聞こえてしまう『安静』状態
だったのです。

周囲の環境でも随分と変わってきてしまう音の問題。
完全なる解決方法はないにせよ、共同住宅であるという認識だけは持って入居したい
ものです。


重衝撃音と軽衝撃音

ラピスコーポレーション 竹村です。

昨日マンションの音の問題についてお話しましたが、今日はその続き。

音って大きく分けると2種類に分けられます。

重衝撃音と軽衝撃音

重衝撃音とは
子どもが飛び跳ねたり、椅子を動かしたときなどに、「ドスン」「ガタン」と大きく
下の階に伝わる鈍くて低い音のことをいいます。
床の材質が固くて重いほど遮音性能は高くなり、マンションでは床のコンクリート
のスラブの厚みに比例すると言われております。(梁で囲まれたスラブ面積の広さも関係します)

軽衝撃音とは
スプーンなどを床に落として「コツン」といったり、スリッパで歩いて「パタパタ」するように、
比較的軽めで高音域の音をいいます。
軽量床衝撃音の遮音性能は床の構造や表面仕上げによって変わります。
構造は直床よりも二重床、仕上げ材はフローリングや石貼りよりもカーペットや畳のように
吸音性が高いものほど性能は高くなると言われております。

一般的に遮音等級は「L値」で表し、数値が小さいほど性能は高く、衝撃音が伝わりにくい事
を示しています。

では実際入居後問題になるのは・・・・重衝撃音の方が圧倒的に多いのが現状です。
しかしみなさんが気にされるのは軽衝撃音の数値を気にされます。

注目すべき点が少しばかりズレが生じているのも現実です。
気になるようであれば、パンフレットなどご持参の上、ご相談ください。


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