札幌不動産建築士の竹村コラム


2018/06/01 10:10

階段にもルールが・・・・

住宅の計画の際、 よく迷われることの一つに階段の形状がございます。

ストレート階段、L型階段、U字階段など形状は様々。

階段.jpg
階段の危険性は様々です。 U字部分が2段や3段程度なら良いと思いますが、 6段ともなると、その部分はらせん階段のようなもの。

危険性の少ない階段を作るには、 階段にちゃんとスペースを割り当てるという方法 が一番良いと思います。
階段の形状によりプランの見直しも余儀なくされた という声も多く聞きます。

また階段を考えるときに

『蹴上げと踏み面』

keage.jpg

というものも大切です。

『蹴上げ』とは

階段一段の高さ

をいい、

当然蹴上げが低いほうが上下する際楽となりますが、

階段スペースがより必要となることも考えられます。

建築基準法では

23cm以下

と義務付けされております。

また階段の足を乗せる部分を

『踏み面』といい、

狭いとうまく足をのせることができなく

広いとより安全にはなりますが、

蹴上げ同様階段スペースがより必要となります。

こちらも建築基準法で

15cm以上

が必要とされております。