住宅の計画の際、
よく迷われることの一つに階段の形状がございます。
ストレート階段、L型階段、U字階段など形状は様々。
階段の危険性は様々です。
U字部分が2段や3段程度なら良いと思いますが、
6段ともなると、その部分はらせん階段のようなもの。
危険性の少ない階段を作るには、
階段にちゃんとスペースを割り当てるという方法
が一番良いと思います。
階段の形状によりプランの見直しも余儀なくされた
という声も多く聞きます。
また階段を考えるときに
『蹴上げと踏み面』
というものも大切です。
『蹴上げ』とは
階段一段の高さ
をいい、
当然蹴上げが低いほうが上下する際楽となりますが、
階段スペースがより必要となることも考えられます。
建築基準法では
23cm以下
と義務付けされております。
また階段の足を乗せる部分を
『踏み面』といい、
狭いとうまく足をのせることができなく
広いとより安全にはなりますが、
蹴上げ同様階段スペースがより必要となります。
こちらも建築基準法で
15cm以上
が必要とされております。