あの東日本大震災から間もなく6年となる。
私の震災から2年後の今を伝える・・・・ということで
2度現地に行き取材をしてきた。
建物を扱う仕事をしている我々にとって
建物が一瞬にしてなくなる現実を目の当たりにして
衝撃を受けたあの時のことを今でも覚えている。
建物の地震に強い構造も様々ある。
それが
耐震構造・制振構造・免震構造
です。
◇耐震構造
建物自体が地震の揺れに耐えるといったのがこの構造。
揺れを軽減できるわけではないので、
建物の中にいる場合は揺れを感じます。
◇制振構造
建物の壁や柱などに制振装置を組込み、
揺れをこの装置で吸収するといった構造。
建物自体の揺れによる変形も軽減できる。
◇免震構造
基礎自体にゴムなどでできた免震装置を組込み、
地震のゆれを基礎部分で吸収するといった構造。
三つの構造のなかではコストも一番割高だが、効果も高い。
現在建築コストが急激にアップしているさなか、
なかなかこういった地震対策にまで予算をまわすことが
難しくなってきているものの、
計画の段階では検討は必要なのではないでしょうか。
あの3.11の出来事を風化させないためにも・・・