札幌不動産建築士の竹村コラム


2014/01/09 11:11

『修繕積立金が上昇していく訳って?』新築分譲マンション編

ラピスコーポレーション 竹村です。

分譲マンションで管理費とは別に支払われるのが『修繕積立金』
この修繕積立金が将来にわたって、上がっていくのがほとんどのマンションです。

なぜこの修繕積立金は上昇していくのでしょう?

私がマンション営業に携わった20数年前、修繕積立金は1,000円前後。
10年もすると10,000円近くにまで上がるといったケースが多く見受けられました。

現在販売している新築分譲マンションは専有面積にもよりますが、4,000円くらいから
10,000円程度に設定されております。これは10数年前より『長期修繕計画案』という
計画を事前に策定の上、売買契約時には説明をするというルールができ、
事前に大規模修繕めがけて修繕費のアップを計画するという方針に変わってきております。

一昨年くらいまでは1住戸あたり100万円程度の予算で大規模修繕工事が行われており、
その修繕めがけて修繕費を上昇させ、費用の捻出をしていたのが現実です。

昨年くらいからは1住戸100万円の予算ではなかなか大規模修繕を行うことができず、
予算が足りず、金融機関からの借入を行う組合もあったようです。

このように修繕費をアップしていかなくては、大規模修繕工事を行うことができなくなり、
成れの果てはゴーストマンションへと移っていくわけです。

マンションにお住まいいただく際には大切なルール。
修繕費の考え方も学んでおきましょう。