ラピスコーポレーション 竹村です。
札幌市内のマンションが発売すると完売という市況が続いている。
そんな中、平成24年1月の発売が2棟93戸と昨年の1月からみると46%減という状況だ!
発売中の在庫物件も1月末で316戸という状況でまれにみる少なさに加え上記の発売減
という状況。
このままいくと昨年の2月の販売実績200戸程度を見込むと、発売在庫も100戸程度と
ここ数年来味わったことない在庫不足となりそうだ。
現在各社マンションメーカーでは土地の仕込みも積極的に行い、今年発売の土地仕込みも
順調に進んでいる。
まざまざとこういった数字で在庫の推移をみてみると、一昨年までの完成在庫処理
を急激に進めたことや、その時期に土地仕入をストップしていたことが、こういった
事態につながってという状況いるのではないかと想像できる。
今年は札幌市内南区、厚別区、手稲区の供給予定がほとんどない。
一方中央区は相変わらず好調で供給棟数の約50パーセントが中央区の供給となっている。
札幌市内も郊外型マンションでも、プランもよく地下鉄そばのプロジェクトの予定もあり、
郊外型マンションにも今後注目していきたい。
【住宅流通研究所調べにより】