札幌不動産建築士の竹村コラム


2017/03/22 07:07

路線価、公示地価、実際の取引価格の三種類の土地価格?

今日全国の土地の価格を示す

公示地価

が発表されました。

8年ぶりに上昇。

マンション価格.png

札幌では

中央区円山、西28丁目という地下鉄直近の土地価格が上昇

加えて発寒南、宮の沢といったこちらも地下鉄直近のエリアも上昇

に転じました。

「公示地価」とは、どんなものなのでしょう。

「公示地価」は、

全国の決められた地点における、
1月1日時点の土地価格を調査したもの

で、毎年3月に発表されます。

実際の売買価格はとは相違しますが、毎年同じ方法で調査が行われていることから、
価格動向をつかむには適しているといわれております。

よって毎年の変動をみるには最適です。

一方公示価格とは別に、

国税庁が算出している

「路線価」

という指標もあります。

相続税や贈与税における評価額の基準となるもので
こちらも実際の売買価格とは異なるケースがほとんどです。

路線価、公示地価、実際の取引価格の三種類が存在しており、
用途に応じて使い分けているというのが実態です。

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