札幌不動産建築士の竹村コラム


2014/11/22 13:01

賃貸退去時の現状回復

ラピスコーポレーション 竹村です。

12月という月は賃貸の退去の多い月です。

賃貸を借りて退去するとき、原状回復義務が発生してきます。

ある程度は決め事として、契約時に書面でかわしておくと、退去時にはスムーズに
進むこともあります。

一般的には
① 床
  賃貸人の負担 ワックスがけ・家具によるへこみの修復、畳の変色
  賃借人の負担 飲み物をこぼしたしみ、引っ越し時の傷

② 建具等
  賃貸人の負担 網戸の張り替え、網入りガラスの亀裂など自然発生破損
  賃借人の負担 ペットなどによる匂いや傷、落書きなどの故意の毀損

③ その他
  賃貸人の負担 エアコンの内部清掃、設備機器の故障修理
  賃借人の負担 換気扇の油汚れ、洗面所の水垢、鍵の粉失

という分担が定められております。

参考にしてください。
明日は賃借人の負担の単位についてお話しします。