札幌不動産建築士の竹村コラム


2013/08/29 20:08

応急危険度判定士更新講習

ラピスコーポレーション 竹村です。
本日≪応急危険度判定士≫の更新講習が届きました。
5年前に取得したこの資格。
応急危険度判定は、大地震により被災した建築物を調査し、その後に発生する余震などによる
倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、
人命にかかわる二次的災害を防止することを目的としています。
その判定結果は、建築物の見やすい場所に表示され、居住者はもとより付近を通行する歩行者
などに対してもその建築物の危険性について情報提供することとしています。
これらの判定は建築の専門家が個々の建築物を直接見て回るため、被災建築物に対する不安を
抱いている被災者の精神的安定にもつながるといわれています。
なかなか資格を生かす機会はありませんが、昨年訪問した東日本大震災の被災地に足を運んだ
際には、こういった時に役にたつ資格の一つなのであろうと実感しました。
9月の講習会、しっかり受講させて頂きます。