ラピスコーポレーション 竹村です。
マンションの管理方式としては、大きく分けて3パターンとなります。
『自主管理』・『部分委託管理』・『全部委託管理』です。
『全部委託管理』
新築時の入居の際は売主と管理会社との間で内容を決め、この全部委託と
なっているケースがほとんどです。
良くも悪くも管理会社へお任せの方法です。
当然入居者の方々の負担も少なくてすむ一方で、管理会社にお任せになりがち
で費用が他の2つの方法と比べると、高くなってしまいます。
『部分委託管理』
管理会社が専門業者へ委託しているものを管理組合が直接発注するといった
方法です。
たとえば、木々の冬囲いやエレベーターの保守点検、消防設備点検などを
専門業者へ直接発注し、その他の業務を管理会社へ依頼します。
当然全部委託と比べると、管理組合の負担が増える一方費用の軽減には繋がります。
『自主管理』
管理会社との契約は行わず、すべてを管理組合が行います。
3つの方法の中で一番費用はかかりませんが、管理組合の負担が相当なもので、
当然管理組合の方々の意識が高くないとなかなかうまく機能しません。
住み続けてマンションライフに慣れ、管理というものを少しずつ理解できてきたら
部分委託へ切り替えるとよいのではないでしょうか。
先日も自主管理物件の理事長からご相談がありました。
今後の運営についてでした。
所有者の年齢層も上がり、このまま自主管理を継続していくことが困難であるという
ご相談です。
どの方法もメリット・デメリットございます。
マンションにあった管理方法を選択していきましょう。