札幌不動産建築士の竹村コラム


2012/11/24 17:05

個人情報機関

ラピスコーポレーション 竹村です。

住宅ローンを申し込みする際、『個人情報に関する同意書』というものにサインをします。

住宅ローンを申し込みするにあたり、お客様の現在のローン状況や過去のローンの
履歴について調べることとなるわけです。

この個人情報、様々な情報機関があるのをご存知ですか?

①㈱日本情報信用機構 通称JICC
②クレジットインフォメーションセンター 通称CIC
③全国銀行個人情報センター 通称JBA       などなどです。

これは提携しているローン会社によって登録されている内容が異なり、①の情報機関で
でてくる内容と②の情報機関で出てくる内容が異なります。
複数の情報を入手しているのも現状です。

ローンが過去に焦げ付いてしまった・・・など、ローンの事故がある方は
『ブラックリスト』に載っているなどといわれる方も少なくありませんが、
あたかもそのような顧客情報が記載された名簿が存在するかのようですが、
実際には、ブラックリストという名のリストは存在しません。


それでは、ブラックリストというものは、実際どのようなものなのでしょうか?
例えば、お客様がローンを組んだり、クレジットカードを作ったりしたとしましょう。
その際、あなたの情報(顧客情報)は、「信用情報機関(他社での利用状況や過去に
事故情報がないかを調査するために設けられた機関。)」に登録されます。
しかし、ある一定期間返済することが出来なくなってしまったり、破産手続きを行うと、
「事故情報(異動情報や延滞情報、ネガティブ情報)」として「信用情報機関」に登録
されてしまいます。

住宅ローンを申し込みされる方でローンをたくさんお持ちの方もいらっしゃいますが、
自分の他のローンを申告せずローンを申し込まれる方も多くいらっしゃます。

未申告のローンなど出てくると、金融機関から偽りの申告ということで、ローンが不可
となってしまう場合もあります。

十分事前相談の上、住宅ローンの申し込みを進めることをおすすめします。