ラピスコーポレーション 竹村です。
マンションを発売する際、完成前から発売するケースがほとんどであり、
このような完成前に実物を見ずに購入を決めるといったケースを
『青田売り』といいます。
当然購入する側は実物をみて決めたいというのが本音ですよね。
なぜこのような販売方法になってしまうのでしょう。
マンションメーカーはマンションを造り発売するには金融機関から融資を受け、
マンションをつくっていくわけですが、早く売買できますと、決まった期日に
返済ができることとなるわけです。
よって売れ行きが悪いと、返済ができなくなり、利息が膨らんでいきます。
そこで『青田売り』を行うことで、できるだけ早い段階でお客さまとの契約を確定させ、
万が一販売スピードが鈍くなってくると、早く対処でできるようになっていくわけです。
これは売り手側の思いであり、買い手側はどうでしょう。
実物が見れないというマイナス面もあります。
ただしプラスの要素も多々あるのです。
・カラーセレクトなど自分好みの色合いへ変更可能(期日あり)
・オプション工事が完成前よりも割安で注文可能
マンションメーカー側もできるだけ青田売りの不安を解消できるようなツールを
準備するように考えてくれてます。
どんなところが不安なのか、整理をしてご相談ください。
私が販売を行っていた際、
◎窓がみた風景は・・・・⇒建築前にクレーン車にて各フロアーごとの写真撮影
◎5帖の広さがイメージがつかない⇒他のマンションをご案内
◎建具の色が変わったときにお部屋のイメージは⇒CGにてお渡し
◎全面の建物の影がどのくらいかかるの・・⇒立面図にて夏至・冬至の影図をお渡し
などなど行ってました。
ご参考にしてみてください。